白豕と淡雪

革靴、装い、たまに二次元。暇に飽かせて筆の赴くまま……

装い

私の初革靴について

私が初めて革靴を手にしたのは高校1年生の時、母が入学祝にと買ってくれた物でした。 中学生だったある日、朝日新聞で赤峰幸男先生(私淑,しかしそのコラム以外に読んだことはなく)が連載されていたコラム「男の流儀 粋を極める」を読んで以来、紳士の装いっ…

たまにはTシャツの話を~ランズエンド スーパーT~

Lands’end。時折新聞に広告が出ているので見たことある方も多いはず。L.L.beanと似ているような気がしないでもないアメリカの大手ファッション通販ブランドです。 ところで私はドレスシャツが大好き。といいますか、服やら靴にまつわる流言蜚語をここで垂れ…

イタリアブランド○○製~よくある話とButteroの鞄~

まあ気にしたら負けという類の話ですが、イギリスのブランドなのにイギリス製じゃないとか、イタリアのブランドなのに(以下略)、というのは全く有り触れた話です。 結構な有名どころでもそうなのですから、Butteroの、しかも鞄が日本製だって不平を垂れるの…

私は持っていないけどスワールトゥってそんなにだめですか?

残念ながら持っておりませんので以下、借り物の写真です。スワールトゥ、もしくはツーシームと呼ばれる靴ですね。 縦に流れる2本の縫い目が特徴の靴。実際に履いてらっしゃる方も多いはずです。 ひと頃ほどの勢いはない気もしますが…とはいえ今でも様々なメ…

YOOXで買うフランチェスコベニーニョ

ベニーニョ(benigno)といえば、所謂コストパフォーマンスに優れたイタリア靴として有名ですが、実際のところどうでしょう。 少し前ならいざ知らず、値上がりの末今や国内では6万越えもざらですからね…この値段になるとベニーニョ以外の選択肢は充分揃ってい…

或るイタリア男に就いての一考察Vol.6

白状します、私はジャケットにTシャツを合わせる着こなしが嫌いでした。今も好きにはなれない。わざわざジャケットに首の皮脂を擦り付ける意味が分からない。 服を愛していないことを喧伝して歩くようなもの…まさしく私にとっては奇行子の着こなしでした。 …

この乾ききったアザラシにクリームを

以前、エキゾチックレザーはベルトから、見たいなことを書きました。 そんなことを言ったくせに自分がそれほど持っていないことに気づいたので買い足してみたのがこれ、アザラシです。 紛らわしいですが一番上の黒いのがそれ。しかしベルトってどう撮ればい…

Brecosは4人いる 後篇

なんと今日は七夕ですか。まあ生憎私には織姫と彦星のロマンスみたいなのは縁がない。そんなことより革靴だ!ということで前回の残り、あと2足のbrecosを紹介します。 1足目はこれ、黒のUチップです。何の変哲もない?いえよく見てください、甲の部分はグレ…

知恵袋は6:4

靴に関して尋ねたいことがあって知恵袋を使ってみました。で、折角登録したわけですし、頼るだけでなく回答役もしてみようかなと思って答えられるもの2,30個にばっと返事を書いてみたのです。 基本的にはファッションのこと。それで色々な方とやり取りをし…

ジャケットを脱ぐその前に…

7月になりましたね。ラッキーセブン?いいえ、7月というだけで気温が上がったように感じる、忌まわしき節目です。 もう大抵の方は重苦しいジャケットを脱ぎ捨てて、足取り軽くシャツスタイルを謳歌しているところでしょうがそれに水を差すのが当ブログ。 …

Brecosは4人いる 前篇

私がブログを始めて最初の記事でお話しした革靴ブランドがBrecosでした。一足買って惚れ込んでしまい、立て続けに4足購入した思い出深い靴たちです。それらをこのあたりで紹介しておきたいと思います。 brecosは私が思うに、イタリアの普通の人が履いている…

IKEAに捧ぐ勝手にグッドデザイン賞

本題とは関係ないのですが、NHKの有馬嘉男キャスターの装いが凄くかっこいいんです。以前11時のニュースを担当していた時と比べると、今のニュースウォッチ9に移って服装もコンサバ化したきらいはありますが、トレンドは押さえつつもクラシックなスタイルは…

ベルトくらいはエキゾチックに、夏。

誤解を招くタイトルなので初めに断わっておきましょう。この記事は、アジアやアフリカの趣き溢れるベルトについて書いているものではありません。エキゾチックはエキゾチックでも革のお話です。 エキゾチックレザーというのを初めて聞いた方もおられるかと思…

或るイタリア男に就いての一考察Vol.5

梅雨になれば雨が降る…出かけないのも一つの美学ですがなかなかそうはいきませんね。ならばいっそ傘やらレインコートやら雨靴やら、雨の日限定のアイテムを愉しみ尽くすのが粋ってものでしょう。 黒衣の男…!これまで黒い服に対して冷淡な発言をしてきたかも…

ネクタイの門~逃れられぬ最後の砦~

4回にわたってネクタイのことを書いていますが、今回でとりあえず最後です。単体でもいいのですが、シリーズ通して読んでいただけるとより面白いかなあ、と思います。では今回の中身は、ネクタイのブランドを考える、です 全くどうしてブランドって奴はこう…

ネクタイの門~今すぐ養う神の手編~

ネクタイを生かすも殺すも結ぶ人次第、と前回書きました。といってもそんなに気負うことはありません。最後にノットを引き上げるとき、単にあと1cmネクタイをきつく締めてください。 もう上がりきってるよ!これ以上やったら首が締まっちまう、という人ほど…

ネクタイの門~主役を何にするか瞑想の果てに決断するADV~

タイトルが意味不明?そうですね、私も書いてみて笑っちゃいました。 ということでネクタイ考3回目。前回色について知ったような口をききましたが、本来色と柄はセット。何故まとめなかったかというのは大人の事情、ではなくて単に長くなりそうだったからで…

或るイタリア男に就いての一考察Vol.4

やはり美しいシャツ姿こそ夏の醍醐味。しかし一歩間違えばだらしなく、周囲に夏の暑さの責任を取らされるような事態になりやすいのもまたシャツスタイルです。 まあこんなスタイルにまとめておけば、(とりあえず夏場は)爽やかな好男子として名を馳せることに…

ネクタイの門~意外とどうでもいい色に関する小噺~

ネクタイについて話す2回目。前回は幅についての話でした。手前で撮った写真が下手過ぎて申し訳ないのですが飽くまで文章がメーン(多分)なので許して! ということで、今日は誰しもが最も気にするであろう色の話です。 罪深いことですがタイトルに色はどうで…

ネクタイの門~序章と幅に関しての掌編~

太くて長いものを見ると、すぐメンズの逸物に結び付けたがるのはフロイトの洗礼を受けた方たちの悪い癖ですね。例によってネクタイもそうで、男の色気を演出するのに欠かせないとか何とか… まあそんなことは置いといて、それでもネクタイというのはゆるがせ…

賢いシャツに逢うために

ワイシャツなんて消耗品でしょ、すぐ汚れるし。と大半の人が考えている一方、2,3万ならかわいいもので数万を惜しげもなくシャツ1枚に払う方たちもいる。特に定評あるイタリアのシャツなんて2万円~が普通ですよね。私はそこまでの境地に達していないので…

或るイタリア男に就いての一考察Vol.3

前回の言を翻すようですが、やはり男には(女性もですね)夏でもジャケットで決めねばならんときがあるわけです。そんな時にさっぱりとした夏物を纏うか、オールシーズンの黒い背広を流用するかで、いわば器がはかられるといっても大袈裟ではないでしょう。 水…

夏が来る、茶色を着よう

茶色なんて聞くともれなく秋や冬を連想してしまいがちですが、偏見を捨てて辺りを見渡せば、茶色の夏服は転がっています。 ああそうだね、夏に茶系のスーツは最高だよ、特にモヘアがいい。という方は少々このブログを読むにはレベルが高すぎるので、戻るボタ…

今ハンカチを買おうとしている男性に読んでほしい余計なお世話

世の男性のほとんどは男物のハンカチを買うでしょう。いや、自分で買ったことはないから知らない、とかハンカチなど女々しい!手ぬぐいこそ漢という方にはぜひとも百貨店のハンカチコーナーを訪れてほしいですね。踊り狂う色、柄を眺めて好みのものを一枚か…

或るイタリア男に就いての一考察Vol.2

ネットの海で出会ったイタリアのスナップを紹介するシリーズ、しつこく2回目。おぞましいことにもう夏ですから、夏衣のことを話さねばならないだろうと思いまして。 男なら夏でもジャケット!的プロパガンダに影響される御仁もこの季節出てきて、実際格好良…

或るイタリア男に就いての一考察Vol.1

大仰なタイトル付けましたが実際はイタリアの装いに関する話です。 イタリアのファッションと言って思い浮かぶのは何か。奇抜で派手で、それこそ日本の街を歩いたら白い目で見られること請け合い…とまあそれも誤りとは言えないでしょう。 でも私の愛するイタ…