白豕と淡雪

革靴、装い、たまに二次元。暇に飽かせて筆の赴くまま……

PSPゲーム マリッジロワイヤルに思う

思う、なんて書いてみましたが要はレビュー。しかも某批評サイトに投稿したものの使いまわしです。ただ、此方のほうが自由になる点も多いので、少し書き足そうかな、と。

 

マリロワを知らない方に補足しておくと2010年発売の恋愛アドベンチャーゲームで、12人の女の子が財閥の御曹司のお嫁さんになるため勝負を繰り広げる、というもの。御曹司ですが、別にレディーたちは金に惚れてるわけじゃありませんよ?あと書いていて鳥渡思いましたが、あらすじが簡単なうえに余り賢くなさそうですね…

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12人のお嫁さん候補…まあ最早この時点でシナリオの中身は察せられようというものですが、いいんです、このゲームの魅力はキャラにあり。そして評価は分かれるでしょうが個人的には主人公の司も非常に気に入りました。貴重な「僕」キャラなのよ!別に自分を主人公に投影するプレイスタイルではないのですけど、リアルの自分が一人称は僕なので、なんか親和性が高いと言いますか…あとおよそ現実にいそうもない人の良さ、優しさ、なんていうと没個性的主人公みたいですが、それもここまで貫徹できたらむしろ個性。そうなんだよ、女性に優しすぎるほど優しいってのが主人公の必須ステータスなんだよ…

※1.キャラの見分けがつかない、判子絵という指摘がありますが、西又氏の絵に触れ続ければその指摘の愚   かさに気づくでしょう。かくいう私も昔は狗神煌と梱枝りこ氏の絵が同じに見えたものよ。今は全く別物に見えます。慣れなのです。

 ※2.実はゲームの作画は西又、鈴平氏ではないのです。若干作画崩壊気味のところが目立ちますが、彼らの所為ではないわけです。しかしキャラデザだけしてもね…

で、ヒロイン。全員分のルートは一応ありますが、個別に入ってからが極めて短いのは12人もいるので宿命でしょう。と言ってもそれがキャラをして魅力薄にしているわけではないのです。全く興味を持てないキャラでも、個別に入ればあれ、何か可愛いんじゃない?と思わせてくる。シナリオが良いわけではないんだけど…キャラがテンプレートを厳密になぞってくる安心感が心地良いんですよね。だから僕は好き、というだけで自信を持ってお勧めはできないです。全く以て詰まらない、退屈という人がいることは容易に想像できるので。でも変わり種に倦んだときは、こんなのが却って楽しめるんじゃないかな、とも思います。

 

カラールート、という名のおまけ、番外編、アナザーストーリー。6つあります。ダンジョンに分け入ったり、女の子に監禁されたり、女湯に突撃したり、メイドさんと遊んだりと盛り沢山のルートだゾ。まあ楽しめますが過度な期待はせぬ方がよろしいのでは、なんて言っておいて可也お気に入りのルートもあります。正直楽しい。ただゴールドは最後に解放される種明かし風のものですが、牽強付会ここに極まれりという感じですし、最後に彼らの行く末という最大の?をプレーヤーに置いていくので最後の〆としては如何なものでしょうか。

 

とまあ色々御託を並べましたが、要は好みのキャラを見つければいいんですよ。それが僕にとってのえびのちゃんだ(紫の髪の子。か、可愛い)。何なの?出逢った瞬間飛びついてキスしてくるし、いきなりダーリンだーりん言ってくるし、意味わかんない、可愛い。語尾が基本的に「~なのです」「~です」凄い…丁寧なのに、落ち着きを全く感じさせず可愛さに転化させている!画面からはよくわかりませんが、どうも背が低めらしいのもポイント。ち、ちっちゃかわいいのか!キャラソンも理解の範疇を超えてよくわからない尊さをたたえている…アルバム買いました。僕の語彙力ではカワイイを連発することしかできないのがもどかしく、また自分が気持ち悪く思えてきたのでこれくらいにしますけど他にも魅力ある方たちが多いので、というか12人もいるのでね、1人くらいストライクゾーンの子がいるはずですから。

 

発売からずいぶん経って、今更このゲームをプレイするのも、また語るのもあれなんですけど、はまってしまったんだから仕方ない!正直な話500円で買ってるのでプロパーで購った人に比べると評価は甘すぎるほどだと思います。でも今からこれに手を出そうなんて奇特な方なら条件はイーブン。これを読んで興味を持ったという方は是非!