白豕と淡雪

革靴、装い、たまに二次元。暇に飽かせて筆の赴くまま……

はじめてのまぐなーに

 何でしょう、小さな女の子でも出てきそうなタイトルですが申し訳ない、武骨な黒靴の話です。

 

 マグナーニ、magnanni。スペイン靴としては定番でしょうか。オパンケ製法という、土踏まず部の靴底を本体まで巻き上げる派手な靴で有名です。すみません、説明下手で…

 ですが今回買ったのはオパンケではない、普通のマグナーニ。独特の派手な色合いもない、黒い靴。普通は選びませんね。でも古着屋で出会ったので選択肢はないわけです。ええ、鳥渡定価では私の手に余る代物でさ…

f:id:awayuki34:20170601154959j:plain

普通はサイズ40を選ぶ私ですが、この靴は41でジャストフィットでした。いや、本当に謎のフィット感ですよ…包まれるよう。これが噂のボロネーゼ製法ですか。

※40だの41だの何を言ってるんだ、という方もいらっしゃるかと。それぞれ25cm、26cm(目安)です。靴のサイズ表記は4種類ほどあってメーカーによって採用するものが違います。

 中古の靴は、抵抗のない方で、良し悪しの見分けがつく(といっても審美眼よりは暗記ですが)

方にとっては希望の光かもしれません。どっぷり靴の沼に使ったオタクでなければ、普通は靴に何万円も払えません。それが数千円払って数万円の靴を履けるというのだから楽しいですよね。ただし注意すべき点も。

 

 

1.ソールの爪先、踵の状態

これらは比較的安価に修理できると思われていますが、それはある程度まで。具体的には地面側一層目より削れている場合、それなりの出費は覚悟です。

 

2.履き皺

これがなかなか無いので苦労するのですが、シューキーパーが使われていた靴を買うのが無難です。これをきちんと入れている靴は、異様に爪先が反り返ったり、深い皺が入っていません。そしてキーパーまで使っていた、ということが前の持ち主の愛着を示す点かと思います。そういう靴はしっかり手入れされていたものでしょうから、これからも長く履けるはずです。

 

3.履き口

靴ベラを使わないで履かれていた靴は履き口が傷んでいたりします。見ればわかりますが、革が破けているわけです。革を当てての修理が可能ですが、やはり若干の黄白は入り用ですね。

 

きわめて薄い色の靴やスエードは別として、少しのキズ、汚れや色むら、色あせは大した問題ではありません。クリームで補色、保湿をして磨き上げれば気にならないものですし、サドルソープなんて言うもので丸洗いも可能です。むしろ茶系の靴なんて言うのは履きこんで汚れやむらが付いたものを手入れするうちに魅力があふれてくるものだと思います。

 

とまあ、くどくど書きましたが、実は私もマグナーニが古靴一足目。読んで下さった皆様からも、色々情報を教えていただきたいですね。