白豕と淡雪

革靴、装い、たまに二次元。暇に飽かせて筆の赴くまま……

或るイタリア男に就いての一考察Vol.2

ネットの海で出会ったイタリアのスナップを紹介するシリーズ、しつこく2回目。おぞましいことにもう夏ですから、夏衣のことを話さねばならないだろうと思いまして。

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 男なら夏でもジャケット!的プロパガンダに影響される御仁もこの季節出てきて、実際格好良いのですが、我々暑がりから見て正気の沙汰とは思えません。なに、本場の方たちも暑ければジャケットなど脱ぐのですよ。安心してください。

 

 ポイントはベルトレスと、淡色の靴。それにシャツのボタンですね。

 まずベルトをしないことですが、慣れると洒落とかいうよりも楽です。むしろ楽して洒落っ気も出せるのだから喜ばしいテクニックです。勿論ズボンのサイズはジャストでなくてはいけません。それと写真からわかるように股上は深いほうが収まり良いかな、と思います。私事ですが若干股上浅めのパンツでベルトレスをしたところ、親戚からその年でその腹はまずいぞ、となじられました。そうです、太ましい方は乗ってしまうのですね、ズボンに。写真はもとよりベルトループのない、ベルトレス専用のものを履いていますが普通のズボンで挑戦して何ら問題はありません。こだわり派には、ベルトループを取ってしまう人もいるようですが、兼用のほうが何かと便利です。

 昨今古臭いと散ざっぱら弾劾されていたタックも復活中。これだから流行って奴は…

 

 次に靴ですが、夏に黒や焦げ茶は重苦しい。明るい茶や、爽やかな青、白など夏だからこそ試しやすい色ですよね。同様に重厚な紐靴よりはローファータイプのほうが夏っぽいかもしれません。

 

 そしてシャツ。ボタンを2つ開けるセンツァクラヴァッタ(これだと単なるネクタイ無しという意味ですが)に是非挑戦していただきたい。最初は少し恥ずかしい。家族が強制的に閉めてくることもあるでしょう(体験談)。でもその茨の道を乗り越えた先で、今まで如何に窮屈な思いをしていたか知ることができる筈

 シャツ選びのポイントは襟と、襟の開きが大きいこと。出来れば裏前立てであること。胸ポケットがないこと。の3つ。イタリアシャツのABCですね。百貨店で1万円出しても古臭いシャツもありますし、スーパーの紳士服コーナーで2000円でもまるっきりイタリアンなシャツもあります。シャツは消耗品じみているところもありますから、安くて良いものを選びたいですね。

 

 一体誰の役に立っているのかわかりませんが、ぼちぼち続けていこうと思います。それではまた。