白豕と淡雪

革靴、装い、たまに二次元。暇に飽かせて筆の赴くまま……

或るイタリア男に就いての一考察Vol.3

 前回の言を翻すようですが、やはり男には(女性もですね)夏でもジャケットで決めねばならんときがあるわけです。そんな時にさっぱりとした夏物を纏うか、オールシーズンの黒い背広を流用するかで、いわば器がはかられるといっても大袈裟ではないでしょう。

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水色のジャケットなんて持ってないし着こなせないよ!という方が大半でしょうが大丈夫、私も持っていません。ほしいとは常々思っているのですが…でも青系ですから案外着こなすのは簡単そうですよね?少なくとも私の夏ジャケット、薄紫のリネンやド派手なマドラスチェックのものよりは易しいでしょう。実はまだ着たコトないのですが…クローゼットの肥やしですな。

 

 写真のようにジャケットを主役にするときは、他のもので抑えるのが無難です。写真の男性は全て同系色、柄もシャツにとどめている。チーフも白をごく控えめに覗かせているだけですね。

 余談ですが、柄物は一見洒落ているものの合わせるのが難しいのでまずは無地を充分に揃えるのが先だと思います。特に無地のネクタイ(ソリッド)はつけている人が少ないので却ってお洒落に見えるでしょう。個人的にもストライプのシャツ+そのストライプと同系色の無地ネクタイは外れがないので気に入っています。

 

 この写真の男性のネクタイはニット・タイです。ウール、シルク、リネン、コットンと素材は様々ですが、夏にするなら麻か絹あたりが本人も心地よいでしょう。全く以て私の意見ですが、よくあるボーダーのニットタイはあまり馴染まないかな…スーツやシャツを考えていただけるとわかりますが、男の装いに横の縞ってないと思うのです。あるとすればTシャツとか?何にせよ恐ろしくカジュアルですし、ネクタイに取り入れなくてもいい気がします。愛好家の方すみません、私見なので気にしないで!

 

 それと目ざとい方は気付いたでしょうか?ボタンダウンのシャツの、ボタンを外して着ていますね。イタリアが誇るダンディなんかもやっていたテクニックで、いわゆるハズし、ですがこういうのって余程他できちんとしていないと単なる閉め忘れやだらしない人と思われるだけかもなあ。でもボタンを外すことでボタンダウンの大き目の襟を生かすことができますし、分かる人には分かってもらえます←重要

 

 というわけで見つけたスナップ紹介の3回目でした。足元が写っていないのが鳥渡残念ですね…私だったら履きこんだ茶色のシンプルな紐靴を合わせたいところです。いやいや、自分ならこうだ、という方、是非コメントで教えてくださると嬉しいです。