白豕と淡雪

革靴、装い、たまに二次元。暇に飽かせて筆の赴くまま……

或るイタリア男に就いての一考察Vol.4

  やはり美しいシャツ姿こそ夏の醍醐味。しかし一歩間違えばだらしなく、周囲に夏の暑さの責任を取らされるような事態になりやすいのもまたシャツスタイルです。

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まあこんなスタイルにまとめておけば、(とりあえず夏場は)爽やかな好男子として名を馳せることになるでしょう。

 

 見るべきポイントは、ベルトと柄のパンツ、あとはシャツです。

 まずこの、革のメッシュベルトがいかにも夏らしい。ゴムのメッシュやリボンベルトも夏の定番かもしれませんが、やはり上品さや品格を求めるなら革製がベターです。夏場は特にベルトが目立ちますから充分にこだわりたいところですが、狙いすぎて悪目立ちだけはしないようにしたいですね。

 

 そしてベルトの先端をどうするか、悩ましいのもメッシュベルト。写真の男性はベルトループに納めず余りは巻き込んでいます。その他には、だらりと長く垂らすのも定番。バックルをあえて中央でなく左右どちらかにずらしたりするのもアレンジとしてはありますね。この種の小技は、まだ奇を衒うという程度でいつか廃れるのかもしれませんが、徹底して自分のスタイルにすればそれはそれでカッコいいと思います。

 

 柄のズボンも、シャツなりだからこそ取り入れやすい。この大きなチェックはウィンドウペーンといって、一種の流行りものですが別に以前からあった柄なので、今後消えるものではないと思います。安心して買ってください。青地に白のこの柄は基本中の基本。スーツで着ても妙に浮ついた感じはありますがお洒落です。ただ、チェックの大きさと線の太さは自分の体形や身長を見極めて似合うものを選んでください。

 

 こういうスナップの男性が、夏でも頑として長袖シャツを着ているのはお気づきだと思います。半袖のワイシャツのほうが涼しいことは涼しい。でもそこで長袖をまくる…粋がりでしかないですね。まあそれが結局はファッションの宿命というか行きつく先なわけです。半袖を着るならば、いっそポロシャツやカプリシャツに行ってしまうほうが潔いでしょう。

 

 後、靴好きなので靴についても一言申せば、少し変わったダブルモンクですね…甲の部分が浅くて一種スリッポンのような感じです。サントーニかなあ、なんて思います。

 

 ということで、スナップについて語る4回目でした。なかなかこれぞという写真が見つからないうえに、私の知識と筆力のなさも相俟って書きづらくなってまいりました。

まだまだ研鑽が足りないですね…今度は梅雨に備えて雨の日の話でもしてみましょうか。