白豕と淡雪

革靴、装い、たまに二次元。暇に飽かせて筆の赴くまま……

ベルトくらいはエキゾチックに、夏。

 誤解を招くタイトルなので初めに断わっておきましょう。この記事は、アジアやアフリカの趣き溢れるベルトについて書いているものではありません。エキゾチックはエキゾチックでも革のお話です。

 

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 エキゾチックレザーというのを初めて聞いた方もおられるかと思います。順不同敬称略で雑多に紹介するならば、ワニ蛇ダチョウ、トカゲ象鮫、エイ亀ウナギ、カエルにアザラシペンギンとまあ革の世界のゲテ物といって差し支えないでしょう(別にバカにしているわけじゃないんですよ、大好きなんです)

 

 さて夏になるとベルトが嫌でも露わになりますから、ベルトにこだわりたくなってくる。こういう時にどうするか。

 

 ある人は、穴や模様を増やす。ベルト全体に大きな鳩目つきの穴があるものを選んでみたり、刺繍やカービングが施されているものにしたり。悪くはないですが、ややドレッシーさを失います。

 

 またある人は0を増やす。きめ細やかな革と恐ろしく精密なステッチにうっとりするでしょう。しかし見た目にはそんなに変わらないかもしれません(一番大人な方法です)。

 

 イニシャルを付けてみる人もいますね。宮本商工で銀製のバックルをオーダー?いいえ、大抵の人が選ぶのはもっと安易なGとかLVとかHとかいうアルファベットです。これも悪いわけじゃないんですが…これって全身に投資した上にお洒落じゃなくては腰にフォーカスされるだけなんですよ。どちらが欠けても一点豪華主義とか成金とか言われる羽目になる。

 

 じゃあどうすればいいか。そこでエキゾチックレザー、どうですか?となるわけです。

※蛇とかワニとか生理的に受け付けない、という方がいるのは存じ上げています。この後はそういう話だけな ので、無理して読まないでくださいね。他の記事は安全なので、安心して読んで下さい。

 

 鞄は高い、靴は高いうえに手入れが難しい。好きな人はどうしたって手に入れますが、初っ端からそこまで思い切る人はそういない。

 ベルトをおすすめするのは他のアイテムに比べると手が出しやすい、ということが第一にあります。ぴんきりですが、控えめな値段の物ならちょっと高級な牛革と同じかそれより安いくらいです。

 

 それとベルトなら複数持ちできる、ということがあります。たとえば財布なんかだと、普通は幾つも持たないですよね。私はパイソン、僕はクロコに一生を捧げる!と誓った方なら良いのですが、最初は色々な革に手を出して、使ってみたいのが普通。ベルトなら若干そのハードルが低いかな、と思います。

 

 色は、素材はどうするか。これは好きなものを選んでみてほしいです。ファッションの話をしているようですが、物の話をしているつもりです。好きなものを好きなように身に着けるなら、外野が何かを言うのは野暮ってものですね。それに自分も全ての種類を試せてはいませんので。

 ただ一つ言うなら、ナチュラルカラーのパイソン(要は白黒の蛇革)は可也独特の雰囲気を醸し出すので注意です。黒や茶に染められた単色で、シンプルなデザインのほうが使いやすいのかな。

 私は茶色のパイソンの鞄を使っていますが、艶という形で経年変化します。ナチュラルは飴色になるらしいので魅力的ではあるのですが少々人目を惹きすぎますね。こればっかりはベルトより財布とかのほうがいいかもしれません。

 

 実際はワニなどの型押しも可也出来が良くって正直見分けがつかないものも多いですが、やはり本物は付けていて気分の良いものです。

 

 ということで、今回はベルトが目立つ今だからこそエキゾチックレザーに挑戦してみて!というお話でした。私も持っていない革が多いので、こういう物もあるよ、とかこの革はこういう経年変化する、とかありましたらコメントで教えていただきたいです。

 

 それと、今回アザラシのベルトを注文してみました。届いたら改めて何か書きたいですね。