白豕と淡雪

革靴、装い、たまに二次元。暇に飽かせて筆の赴くまま……

踵に鉄板 爪先にゴム~運動靴補強之捷径~


Sabicas - Punta y Tacón

 この記事をお読みくださる奇特な方に、厚かましくも1つのお願いをするとすれば、この駄文に添えるBGMはこれでお願いしたいのです。

強いて和訳するとすれば、「爪先と踵」であるこの曲で。

 

 

 

 若干ご無沙汰のきらいもありますね、これまで予約投稿で記事を垂れ流していたのですが、ストックが切れて久々に書いています。

 

 わたしはまあ靴好きの中でも節操ない方ですから、革靴だけでなくスニーカーも好きです、というか必要なのです。

磨き上げた革靴が必ずしも歓迎されるとは限らない。もう素っ気無く運動靴を履いて現れるべきシチュエーションは多々あるのです(学生らしくね!)。

 

そんな時に気になるのがスニーカーの踵、そして爪先。すぐ磨り減ってしかも修理できないとしたら、詰まらないスニーカーも矢庭に高級品です。

 

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 ええ、そんな無法は(靴好きとして)許せませんね。修理です、いや補強です。

幸運にも安価、そしてバラエティ豊かな製品を手に入れることができました。

 

 どれも踵、爪先兼用。右から順に真鍮製ヒールスチール、ゴム製のメリーヒール、そしてそれのパク…エピゴーネンの100円ショップ製の3種類を今回は使います。

値段は500円、200円、100円といったところだったでしょうか…鳥渡うろ覚えです。

 

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実験台はこの2足。どちらも長く履きたい靴なので、かねてより補強の必要性は感じていました。

 

まず踵には、丈夫そうだということでこのスチールを打ちつけていきます。

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わかりにくいですが、金属を接着する部分にやすりをかけています。

そうしてくっ付きやすいようにしてから瞬間接着剤で仮押さえし、いよいよ付属の釘で固定。

 

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まあ、ヒジキでも小豆でも何でもよいのですが、缶を中に入れると非常に釘を打ちやすくなります。この靴はまだ履いていないので、食べ物でも汚くないはず!

 

 

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こんな感じです。

斜めにつけているのに違和感があるかもしれませんが、実際ヒールの削れ方を見れば納得していただけるかと。きちんと左右対称に削れはしませんね。

 

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茶色の方にも。こちらの踵はリフトだけ簡単に交換できるのですが、一応付けてみました。

 

 なかなか削れないのでメリットに感じる方も多いであろうヒールスチール。実際に結構商品の展開もあり、今回使ったような簡単なものからしっかりとしたお店で付けてもらう埋め込みタイプ?まで様々。ウェストンなんかだと既成でも付いていたりすると聞きました。

 

しかしデメリットも多く、そして重大です。

よく言われる、「滑りやすい」も私はまだ感じていませんがあり得るでしょう。釘ですら滑るというのですからね。

 

でも全く辟易したのは音!音なのです。

最初に恐る恐るアスファルトの上を歩いた時は、まあこんなものかな、と気になりませんでした。ショッピングモールの中もしかり。

 

ですが別の機会、駅の中ではひどいものでした。硬い石のタイル?を踏みしめるたび冷たい音が鳴り響く。ああ恥ずかしい、早く通り抜けたいなあと思うのですが、割合広いのでそう簡単にいかず、半ば爪先立ち気味で、踵が地面に付かないようにしたくらいです。

 

やはり使う環境によりけり。外をラフに歩くなら最高でしょうが、かなり不適なシチュエーションが多そうですね。

 

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そして爪先も補強します。この靴はステッチダウンでオールソールを繰り返すようにはできていませんから、寧ろ爪先を守る方が大切。

 

このメリーヒールというのは定番商品のよう。

100円ショップの物との差は、接着剤が付いていることと、ゴムが可也固いこと。そして色が焦げ茶であることです。

この「硬さ」はまだ評価できませんね…硬いから長持ちとは言い切れないところもあります(クレープなんかは案外と減りません)

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釘の穴は3つしかないのですが、若干浮き上がっていたので1本追加しています。

茶系の靴ですから、やはり茶色の方が浮かないかな?ということでしたが、やっぱり付けてます感はありますね…

ちなみに変なシミのようなものは垂れた接着剤。

 

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こちらは100円ショップの方。

何だかぴったりじゃないですか?模様とか、色とか、質感とか。

こちらはメリーヒールがプラスチックのプレート、という感じであるに対して、いかにもゴム、という感じ。

若干心もとないのは否めませんが、違和感少なで仕上げられたので大満足です。

 

ということで、鳥渡のお金と作業でぐんとスニーカーが長持ちします。もし既に磨り減ってしまったよ、という場合には定番のシューグーであるとか、靴の修理店でも色々と工夫して直してもらえます。

折角の靴ですから長く履きたいですよね。そのための労は惜しまない、そういうスタンスで今年も行こうと思います。

 

 鳥渡時間が取れなくって、しばらく記事を書けないかもしれませんが、腕時計2本、革靴も2足、他にはスピーカーとかも買ったりしてネタは色々ありますのでこうご期待?嗚呼春休みが待ち遠しい…

 

 

ちなみに今回使った靴の詳細はこちらで。

 

liaodongspig.hatenablog.com

 

 

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